食道癌
進行頸部食道扁平上皮癌患者に対して Docetaxel/Cisplatin/5-FU (DCF)と強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy: IMRT)を 同時併用する根治的化学放射線療法の第Ⅱ相試験
頸部食道癌
登録中
対象となるがん | 頸部食道癌 |
使用される新薬 (治験薬) |
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種類 | 臨床試験 |
相 | 第Ⅱ相試験 |
治療ライン | |
実施方法 (治験のデザイン) |
本試験は進行頸部食道扁平上皮癌患者に対してDocetaxel/Cisplatin/5-FU (DCF)と強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy: IMRT)を同時併用する根治的化学放射線療法の有効性と安全性を評価することを目的とする。 |
UMIN登録番号 | |
研究代表者 | 北里大学医学部消化器内科学 堅田親利 |
施設代表者 | 聖マリアンナ医科大学病院 伊澤 直樹 |
進行状況 | 登録中 |
臨床試験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準) | 頸部食道癌 臨床病期I-IV(UICC第8版)で以下の規準をすべて満たすもの 1.原発巣もしくは転移巣から組織学的に扁平上皮癌が確認されている 2.原発巣の主座が頸部食道にあり、以下のすべてを満たす (a)下咽頭浸潤を認めない (b)画像上原発巣が大動脈弓のアーチより下方に達していない (c)食道気管瘻を形成していない (d)cT1の場合、リンパ節転移を有する 3.リンパ節転移を有していた場合、以下のすべてを満たす (a)所属リンパ節もしくは気管分岐部より頭側のリンパ節 (105-106rec) および鎖骨上リンパ節(M1LYM)以外への転移を認めない (b)頸部レベルI-IIリンパ節1,2,3)(図1)(舌骨上領域)への転移を認めない 4.鎖骨上リンパ節(M1LYM)以外の遠隔転移を認めない。 5.20歳以上75歳以下 6.切除可能な場合、外科医から標準治療の十分な説明を受けた上で臓器温存を希望している 7.PS(ECOG):0または1 8.癌種にかかわらず、化学療法が施行されていない 9.頭頸部および胸部に放射線照射の既往歴がない 10.主要臓器機能が保持されている 11.重篤な合併基礎疾患、および活動性の他臓器進行癌がない 12.本人からの文書による同意が得られている。 |