大腸癌

対象となるがん 大腸癌
使用される新薬
(治験薬)
種類 臨床試験
治療ライン
実施方法
(治験のデザイン)
本研究の目的は、切除可能大腸癌遠隔転移に対する遺伝子異常に基づく個別化周術期治療の開発のために、大腸癌遠隔転移切除患者のBRAF V600E変異率、治療前の血液循環腫瘍DNA(ctDNA)検出率を評価することである。
UMIN登録番号 UMIN000042490
研究代表者 国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科
医長 小林信
施設代表者 聖マリアンナ医科大学
准教授 伊澤 直樹
進行状況 登録中
臨床試験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準) 下記の適格規準を全て満たす症例を対象とする。
1. 同意取得時の年齢が 20 歳以上である。
2. 試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。
3. 結腸または直腸原発で、組織学的に大腸癌と診断されている(虫垂・肛門管・肛門周辺皮膚癌は対象としない)。
4. 登録日より 56 日以内の画像検査
5. 転移臓器(肝、肺など)の機能などから想定される切除許容量が、想定される予定切除量を上回り、安全に切除 可能と判断される。
6. 全身状態から耐術可能と判断される。
7. 遠隔転移に対する初回切除を予定されている(術前化学療法の有無を問わない)。
8. 異時性遠隔転移の場合
9. ECOG Performance Status が 0 又は 1 である。
10. 当該施設で術後の経過観察が可能。
また、治療開始前 ctDNA 解析の臨床的有用性を検討する G360 コホートにおいては、
上記に加え下記の適格基準を満たす症例を対象とする。
1. 組織学的に腺癌と診断されている。
2. 遠隔転移に対する前治療歴がない
3. 研究用採血に同意している。

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